「与党幹部」と大新聞・キー局政治部による解散風メーキングですっかり話題がそちらになびいてますが、伏魔殿どころか、公金着服犯罪者集団である社会保険庁が姿を変えた、犯罪帳消し機構、もとい、日本年金機構の発足まで、気が付けば1年と3ヵ月ほど。ほんとにいいんでしょうか。なんてことを、唐突に思い立ちました。

インパクトのある話題が現れると、すぐそちらに目を奪われて、目の前にどんな由々しき出来事があっても、さっさとスイッチして忘れ去る国民性。一般世論もマスコミも、極度の飽き性なのか、素敵なまでに学習能力がありません(>_<)

以前、某通信社記者の友人との電話で、ふとした会話の流れから、マスコミによる「第二報以降」の手薄さをはじめ、こうした無節操の是非を論じることになった際、その彼は、マスコミの代表気取りだったのか、なぜか突然ムキになり、
「そんなの当然でしょ、いちいち一つのニュースに構っていられない。それがマスコミなの!」などと、こちらもメディア人であるにもかかわらず、またまた、なぜか素敵な上から目線で諭し出して、今以上に青かったヘタレは、何を偉そうに言っているのかと、張り倒したい衝動に駆られたものですが、今となっては、それも微笑ましい思い出です(苦笑)。

などと、まったりしている場合でもありません(-.-)

ところで、今日の年金制度の数々の闇、最初に暴いたのは、民主党@ネクスト年金担当大臣・長妻昭議員だと思われがちですが、それより前に、「静かなるファイター」岩瀬達哉さん(53)が、「年金が、何かおかしいんだよ」と、近しい後輩に打ち明けていました。

当時は、年金テーマなど地味だと誰も見向きもしなかった中、ひとり黙々と膨大な資料と格闘し、データ調査と取材を重ね、社会保険庁と厚労省に巣食う腐敗と欺瞞、年金制度の欠陥などを、氏の主たる発表の場である「週刊現代」にて追及キャンペーンを張って暴き続け、その後著書にしたことで、さらに広く世に伝わるに至りました。
長妻さんは、それに追随する形で、政治家として、この問題の先頭に立ったという具合です。

まぁ、一般にとっては、問題が明るみに出ることが大事なのであって、誰がやったかなんていうのは、どうでもいいことでしょうが・・・。別エントリーのコメント欄で、お名前が出たようなので少々。

地味と言われ、その時は見向きされないテーマであろうと、絶対に闇があると確信し、黙々と、膨大な資料の調査と粘り強い取材を続け、時に、その温和な見かけに隠されたファイターぶり(ex.本多勝一&疋田桂一郎氏との、所謂「リクルートバトル」)を見せる岩瀬さん。
まさに、フリージャーナリストの鑑です。

フリーランスのジャーナリストは、どんなに苦しくとも、組織を持たず、また属さず、各々が「一人でいること」が必須だと考えますが、近い将来、目下は「記者クラブの閉鎖性打破と報道の自由」を得るために同じ方向を向いて、僭越ながら、偉大なる先輩と「共闘」できたら本望です(^_^)/

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