過日、とあるテレビ番組で、漫画家の西原理恵子氏が、元夫である写真家の故・鴨志田穣氏との離婚が、彼のアルコール依存症による家庭内暴力であったこと、その暴力に身の危険を感じ、子供たちとともに家を出て離婚を決意するまでを、赤裸々に告白していた。
細かいその経緯はひとまず割愛するが、この中で、アルコール依存症を抱え、恒常的に暴力を振るう家族とどう向き合うべきか、まさに本質といえる発言があり、少々長くなるが、大まかな発言を引用する。
「彼は、アルコール依存症という、れっきとした病気だったのです。
アルコール依存症の人は、世間では、単に酒に溺れているだらしない人だとか、甘えているだけ、という偏見で見られがちですが、間違いなく、立派な病気なのです。病気だから、専門家のもとで正しい治療をしなければならない。本人や家族を含めて、素人が何とかしようとしてはいけない。
私は、ここを完全に間違っていた。
一緒に住んで、支えることで何とかしようとしていました。でも、これは間違った対処なのです。結局、一緒にいることで、家族は暴れた後始末をしてしまうし、それでは、本人も自分のやっていることをいつまで経っても自覚できない。消極的であっても暴力行為を肯定し、むしろ加担してしまっているのです。
暴力が早晩子供たちに向かうと思ったし決断しなければなりませんでした。
本人を一人にして、自分のしていることや置かれた状況を自覚させ、後の対応は専門家にすべて任せる。お酒さえ入らなければいい人だから、といって離れられないのは偽りの愛情なのです。一生、本人も家族も地獄のままですから」続きを読む
細かいその経緯はひとまず割愛するが、この中で、アルコール依存症を抱え、恒常的に暴力を振るう家族とどう向き合うべきか、まさに本質といえる発言があり、少々長くなるが、大まかな発言を引用する。
「彼は、アルコール依存症という、れっきとした病気だったのです。
アルコール依存症の人は、世間では、単に酒に溺れているだらしない人だとか、甘えているだけ、という偏見で見られがちですが、間違いなく、立派な病気なのです。病気だから、専門家のもとで正しい治療をしなければならない。本人や家族を含めて、素人が何とかしようとしてはいけない。
私は、ここを完全に間違っていた。
一緒に住んで、支えることで何とかしようとしていました。でも、これは間違った対処なのです。結局、一緒にいることで、家族は暴れた後始末をしてしまうし、それでは、本人も自分のやっていることをいつまで経っても自覚できない。消極的であっても暴力行為を肯定し、むしろ加担してしまっているのです。
暴力が早晩子供たちに向かうと思ったし決断しなければなりませんでした。
本人を一人にして、自分のしていることや置かれた状況を自覚させ、後の対応は専門家にすべて任せる。お酒さえ入らなければいい人だから、といって離れられないのは偽りの愛情なのです。一生、本人も家族も地獄のままですから」続きを読む
