議員定数不均衡訴訟(一票の格差)

【おしらせ】「一人一票=差別や尊厳に無関心でいるのかを試される『自分ごと』」 Advanced Journal

BRASHに一人一票について書きましたのでお知らせです(記事はこちらです)。昨年3月の2009年衆院選についての一票の格差違憲判決に続いて、今年春にかけて2010年参院選について提起されている訴訟の最高裁弁論と判決が控えています。違憲あるいは違憲状態の判決が出ても焦点は個々の判事がどういった判断をするか。前回衆院選の判決では「違憲と見なさない」判事が数名いて、升永弁護士らは差別や尊厳が少しでも脅かされていることを追認する判事を国民審査で罷免しようという呼びかけもしています。一人ひとりが差別や尊厳、人権意識に敏感でありたい。伝え手としてもできることをしていきたいと思っています。

一人一票国民実現会議のサイトはこちらです(当ブログ右にもリンクバナーがあります)。

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「一人一票」新聞意見広告

升永英俊弁護士より連絡を頂きました。

近日中、日経新聞朝刊の第二社会面に写真のような一人一票の意見広告が掲載される予定です。
(写真は9/21水曜日に読売新聞朝刊掲載の意見広告)

一人一票の実効的な実現のために、議員定数不均衡が違憲という判決に何故か反対する最高裁判事を、それ自体憲法違反として国民審査で退場願いましょうという呼びかけです。

昨年2010年7月の参院選における一票の格差に関する違憲訴訟も、年末年始にかけて最高裁弁論や判決が予想されています。「この国は“代議制国家”ではあっても“代議制民主主義国家”ではない」という実態を多くの人が自覚するためには、まずひとりひとりが自分の平等が脅かされているとの疑問をもち、怒れる真っ当な批判精神を醸成することだと思います。少しでも多くの人が立ちあがるきっかけにしたいところです。

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2009年衆院選最高裁「違憲状態」判決

昨日午後、最高裁大法廷にて2009年衆院選の「一票の格差」をめぐる訴訟の判決がありました。

今までは「格差3倍までは違憲とはいえない」などという判断を下してきましたが、今回「この状態は違憲であり、一人別枠制は速やかに廃止に向けた立法的措置を講ずる必要がある」と断じました。

今までの経緯からすると、選挙制度の問題に踏み込んだ「画期的」な判決です。過去を見ても、最高裁判決で司法が曖昧な判断ではなく断じた場合、立法府である国会はそれに従わざるを得なくなっていますので、これにより一票の格差を生む大きな原因でもあった「一人別枠制」は早い段階で廃止される方向になると思われます。

ただ、この問題で主張されている「国会議員の多数が常に国民の多数となるような選挙制度でなければ主権者による多数決が機能する民主主義国家とはいえない」という統治論に対しては答えていません。

昨年2010年の参院選をめぐる訴訟の最高裁判決はまだ先ですが、問題の本質である「少数が多数を選ぶのは民主主義ではない」という統治論の問いかけに対して、次は司法がしっかり答えとメッセージを出すことが一人一票の実現に近づくことになる気がします。


□最高裁判決後、判決文の精査を経て司法記者クラブでの会見。檀上中央は訴訟を率いる升永英俊弁護士。先月行なわれた口頭弁論では久保利英明弁護士(同中央左)、伊藤真弁護士(同中央右)とともに「不条理」を喝破。浅利も中盤で質問しました。詳しくは「北海道言論プラットフォーム」などで書きます。

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「清き1票未満は、ガリレオ判決より不条理だ!」

表題は、おととい2/23、先の衆院選の「1票の格差」をめぐる裁判の口頭弁論、最高裁大法廷にて升永英俊弁護士が話した言葉です。

昨日2/24には、参院選での訴訟の札幌高裁判決が出ました。結果は「請求は棄却」だが「違憲状態」というもの。参院選をめぐる訴訟については、これで14の「違憲」あるいは「違憲状態」が出ています。

昨日の会見で升永弁護士は、
「0.9 対1くらいは仕方がないというのがそもそもおかしい。小学生でも、0.9イコール1ではないことくらい分かるのに、0.9イコール1だと教えるのか?おか しいでしょそんなの。この国は、”代議制国家”かもしれないが、”代議制民主主義国家”にはなっていない。皆、このことが、明日の生活や自分の年金に直結 することだという認識が広まっていない。あなた方のように一握りの恵まれている人は良いんです。私も恵まれている。でも、国民の大多数は老後に貯蓄もなく年金だけで生活していかないといけない。そこを認識しているのでしょうか?弁護士は裁判官を説得することしかできない。それを世に伝え、訴えていくのは記者・ジャーナリストの役目でしょう?真実を報道して頂きたい」
と喝破。

「請求棄却」だけで判決文の精査を聞かずに「合憲」と誤報を打つとか、「他社と協議して合憲で行くか違憲状態で行くか決めます」とか、一部記者クラブメディアが、問題の本質を見極めない横並び感覚で報じているようでは、一人一票実現の重要性や、権利が根本から揺るがされている、という問題の本質が伝わるのは難しいように思います(そもそも、彼らにその問題意識があるかも疑問です が・・・)。

この問題は、やはり民主主義の根本を脅かされているんだということと、法律を作る立法府で働く政治家をその状態で選んでしまっている以上、自分の生活に直結する問題なのだ、ということを地道に伝えていきたいです。

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本日21時から「一人一票つぶやき祭り」開催です!

本日2月13日(日)21時から「一人一票をつぶやき祭り」が開催されます!

といっても、方法はTwitterで何かひとこと言った後、半角スペースの後に#ippyoをつけて呟くだけ。真の民主主義の実現に向けた、Twitter上のデモといって良いでしょう。地域により、あなたの一票が0.5票だったり0.2票だったりする「一票の不平等」について、何か言いたいこと、よく分からないけど思うことなどをつぶやきましょう。

一人一票実現国民会議
運動の概要等は上記をクリックしてご確認ください。

升永英俊弁護士から頂いたDM
浅利様、ここが、勝負所です。先週の一票祭りの #ippyo 数は、2600tweets/時で総合2位です。今週日曜は、3000/時にしたい。4000tweets/時を超えれば、爆発的に広がるよう、期待できます。請う参加表明。

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Profile


記者をしています。

1975年1月北海道札幌市出身。
大卒就職活動時アナウンサーを志しながら在京局などの最終面接で至らず、その後神戸新聞社入社(非記者)。退社後、札幌でFMラジオ帯番組や雑誌編集などを経て2005年よりフリーとして現職。

ニート、ひきこもり、発達障害、DV、虐待、自殺、介護、貧困などメンタル&社会福祉事象全般、付随する教育、労働行政、社会の少数派などが重点取り扱いテーマ。アジア社会文化事情、航空旅客ホテルなども関心が強いです。

スキー(オフピステ)、野営、水辺、筋トレ、カレー&アジアン料理&焼肉が大好き、寒暑&朝夜どちらもOK、どこでもすぐ寝られて飲んで食べることに至福を感じる人好きです。

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